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2018年4月

スクールロイヤーのドラマ

本年度,文部科学省は,いじめ防止等対策のため
スクールロイヤーの活用に関する調査研究に対して,
予算取りをしています。

これにより,国策レベルでの議論が進み,
スクールロイヤーの体制整備がぐっと進むことを
期待しています。

そして,いよいよ明日から,NHKで,
スクールロイヤーをテーマにしたドラマが始まります!

土曜ドラマ『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』

リンクはります。
一部引用しますと・・・

『神木隆之介 × スクールロイヤー

いじめ、体罰、モンスターペアレント、
教師のブラック労働・・・
まさに崩壊寸前の教育現場に
スクールロイヤー(学校弁護士)が立ち向かう!!
この物語は、ある新人弁護士が
法律を武器に学校問題と格闘するなかで、
教師や生徒と体当たりで向き合い、
傷つきながら成長していく「学園ヒューマンドラマ」である。 』

とのことです。

番組において,スクールロイヤーを
考証している弁護士の方のお一人が
解説しているページがあるので
これもリンクはります。

「スクールロイヤーについて」


スクールロイヤーって,結局だれの味方なの?!
ていう点から疑問を投げられることがあります。

スクールロイヤーは,
子どもの最善の利益を実現するための存在です。



スクールロイヤーが相談を受けるのは,
学校現場や教育委員会等です。

ただし,スクールロイヤーは,学校現場に対して,
単に,法的な白黒をはっきりさせる
アドバイスをするだけの存在ではありません。




スクールロイヤーがやっていることは,
法的視点に,福祉的視点(ソーシャルワークの視点)
を加えた,アセスメントとプランニングです。


アセスメント=なぜこのような事象が起こっているのか,
情報をもとに見立てをすることです。


プランニング=アセスメントをベースとして,
具体的な取り組みを計画立てることです。


大阪府教育庁は,平成25年度から
スクールロイヤー制度を独自に始めており,
私もそのメンバーではありますが,

『やけ弁』のドラマは,
大阪府のスクールロイヤー制度で
ともにスクールロイヤーをしている方々が
インタビューを受けたり,監修したりしています。


『やけ弁』のドラマは,
教職員の方々にも,一般の方にも観てもらいたいです。
それにより,スクールロイヤーがどんなものか,
実感してもらえればと思っています。

私は,ドラマを通じて,
スクールロイヤーに対する
理解が進むことを期待しています。

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小説を皮切りに・・・

最近読んでいる小説の話をします。

前提として,育児期間中というのは,
自分の時間がないというのは
話には聞いていたことですが,

なるほどこういうことなのか,と思う1年でした。

すぐに読まないといけないものではないが,
これは目を通しておきたいと思うプリント2,3枚を,
バッグの中に入れるのですが,
いつまで経っても読めません。

たったこれだけが出来ない,
たったこれだけなのに読めないと感じることが
ストレスになるので,
家でなにかやろうと思うのは止めました。
新聞を毎日読むという習慣も手放しました。

娘を預けて仕事をボチボチやるようになっても,
小説を読むのは後回しになりがちでした。


このたび,仕事を本格復帰して,
電車に乗る機会も増えて,
めでたく小説を読むことができるようになりました。



読んでいる小説は,
佐藤正午さんの『鳩の撃退法』です。


私なんぞが語るなんて,おこがましいのですが,
これまで読んできた小説とは全く次元が違いました。

小説というのは,
これほどまでに自由になることが許されていたのか,
って発見があり,とてもすがすがしい気分です。

何か新しいことにトライした時に味わうことができる,
あの新鮮な感覚が体験できました。
読み終わるのが惜しい気持ちになります。


小説家,とひとくくりにするのも変ですが,
小説家の思考回路ってこんなこともできるのか,
と感服しました。


小説家の思考方法に関連して同じような感動を覚えたのは,
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・
イシグロさんが,
NHKのEテレ『カズオ・イシグロ 文学白熱教室』で
語っていたことです。
これも,小説家の思考方法を知るうえで,
相当面白かったです。

カズオ・イシグロさんは,
なぜ小説を書くのか,ということを語っていました。

私の記憶と解釈によると,
その理由は,小説には自由があるからだ,
っていうことでした。

『鳩の撃退法』には,同じ自由を感じました。

ほんと,あらゆる人の才能に触れるということは,
自分の意欲も刺激されることです。


ユーミンが45周年記念アルバムを発売したということで
最近よくユーミンの特集番組があっていて,
好んで観ているのですが,

ユーミンのことが一気に好きになった名言があります。

「才能と母乳は出さないと体に悪い」というものでした。


なるほど天賦のものって,出していかないと
自分の体調を悪くするものなのだね。

授乳中なので,妙に納得したのだと思います。

私にとって,せっせと出していかないと
身体に悪い才能ってなんだろうと思いながら,
やっぱりそれは,物書きだと感じます。
起案しないと身体がなまるような,うずうずするような
そんな感じがします。

日々何か書いていないとね。

たとえそれが人に読まれないものであっても。

と思いながら,よしなしことを今こうして書いています。

それにしても,小説というのは,
本を開いて読みだしただけで,
今ここにいながら,瞬時に,
遠くに連れて行ってくれるなぁ,と思います。

小説を読んでいる間,
育児のこととかが別次元の別世界のことになります。

本を閉じると,また日常が戻ります。

そんな経験ができることに,改めて感動します。

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