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2016年4月

福祉合同勉強会

毎年開催されている福祉に関する勉強会に出席してきました。

過去の報告記事はこちら

 

今年は横浜開催でした。
さらに参加単位会が増えて,
横浜,福岡,沖縄,和歌山,岡山,群馬,兵庫,東京,大阪
9つの弁護士会に所属する子どもの権利委員会のメンバーが
実践例の発表,研究発表を行いました。


今年も非常に高度な研究報告とそれに基づく議論があり,
大変興味深かったです。




特に印象に残った取り組みの一部を紹介します。

・岡山弁護士会のメンバーが協力し,
岡山県内の児童相談所から発行されている
「児童相談所における法的実務Q&A集」の紹介



・岡山内のNPO法人
岡山未成年後見支援センターえがお』 の活動,実践の報告

 



・福岡が法務局と連携しながら行っている無戸籍者への支援体制
→県内の無戸籍者の数を把握しており,
弁護士が法的手続をとるだけではなく
生活面も含めたフォローを行って
「チーム対応」をしている点が印象に残りました。



・横浜からの行政不服審査法の改正の概要と,
児童相談所が行う「処分」
(一時保護(児童福祉法33条)や,
施設入所措置(同法27条,28条)の
処分性に争いがあることから,あえてカギ括弧付きとなりました)
について,教示すべき内容とそれを欠いた場合の効果について
 

 



・大阪からは,児童相談所が提供している
親支援プログラムについて報告がありました。
 
 
 
という大変興味深い資料がインターネット上から拾えますので,
上記資料を参考にしてください。


報告された親支援プログラムを紹介しますと,
・サインズ・オブ・セイフティ・アプローチ
・ソリューションフォーカストアプローチ
・MY TREE ペアレンツ・プログラム
・コモンセンス・ペアレンティング(CSP)
・肥前方式プログラム・阪大方式プログ
・CRC親子プログラム
・男親塾
・トリプルP
などなどです。



報告者の感想に,聞き取り調査を行った
教授の言葉の紹介がありました。



「家族再統合という語がよく使われているが,
実際には,親子分離をしたあと,何らの手当てもしないまま,
時間が経過して家庭に戻すということだけが行われている。
本来であれば,最も重要であるはずの分離後の支援が
不十分であるというのは制度上の欠陥だ」

私自身が関わっている事件を通じて考えても,
まさにそのとおりだと感じます。



懇親会は,期待通りの横浜中華街☆



二次会は,ロースクール時代の同級生とその後輩に
エスコートしてもらい,熱く,楽しく,語り合い,
刺激をたくさんもらった
大変有意義な機会となりました。


来年は・・・沖縄?大阪?岡山?

福祉の分野の議論をブラッシュアップできる
貴重な機会となっているので,また来年も参加したいです!

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熊本で地震の被害に遭われている方々へ

熊本の地震のニュースから目が離せないでいます。

熊本城が!
→地震が起きた時の映像で,
日本三大名城から煙が上がっていた理由が,
後で判明しました。


阿蘇の大橋が!
→小学校のころ,毎冬スケートに
連れて行ってもらっていて,
その時に通っていた,深い谷にかかったあの赤い橋。


宇土市役所が!
→私の出身高校のごく近くです。

道路は寸断され,崖が大きく崩れ。
ぺたんこになった家をみると
「ここに住んでいた人がいて,
ほんの数日前までのここでの暮らしがあったはず」と思い。
言葉を失ってしまいます。

私は,複数の友人からのLINEで,
地震があったことを知りました。

まずはお父さん,お母さん,大丈夫かな。

電話したけど,
「地震のため,かかりにくくなっています」とアナウンスが流れ,

電話したいけど,
今電話するのはバタバタしてて迷惑かな,
携帯の電池が減らないかな,と考え,

何もできない無力感におそわれてしまいます。


そんな中でも,熊本の家族や友人から
「無事です」のメッセージが届いたり,
書き込みを確認すると,それだけでほっとします。


FBのメッセージで,
「●●さん,●●さん,他40人の
熊本県の地震での無事が報告されました。」
というのが,たびたび届きます。

本当にいいサービスだなと感じました。





私が熊本出身だということを知っている方々から,
次々と「大丈夫?」っと心配をしてくれるメッセージが届きます。
「何かできることあれば言って」と声を掛けてくれます。


おそらく,メッセージを送ることも遠慮している方々も多くいて,
私の家族や親せき,友人のことを,
多くの方々が心配してくれていることを感じています。


ありがとうございます。


さらには,熊本の友人が,
私の家族に対して出来ることがあれば支援する,と
声をかけてくれます。

自分のことでも精一杯,とても大変な状況だと思うのに,
そんな心配りをしてくれることに感動します。





私は大阪にいながら頻繁な地震速報にびくびくし,
朝起きてから,携帯に続々とポップアップで届いている地震速報に
胸が締め付けられる思いがしていたのですが,
今朝は,その速報の山がありませんでした。

徐々に落ち着きつつあることを願うばかりです。




私は,両親とは連絡がとれていて,その点はほっとしています。

両親は,
「うちは物が多いけど茶碗がだいぶ割れて片付いたー」とか,

「きしんで開きにくかった家のドアが,
スース―開くごつなった」とか,

しんどい中でもユーモア交じりに話してくれて,
たくましく乗り切ってくれています。
そのこと自体に,ほんと感謝しています。




被災地での体験談や
被災地への支援の話は,
これまでもニュースで見ていたはずなのに,


友人から聞く避難所の話
「電気は通っているけど断水しているから
トイレ使えなくて避難所にいるよ」


育児の話
「子どもは実家に預けてきていて,
私は明日職場に行って待機だよ」



避難生活の話
「うちの親父はもっこすだけんが,
なかなか家から離れない・・・(汗)」

支援物資の話
「全く足りていません。
福岡から持ってきてもらえませんか」



FBで飛び交っている話,メッセージで届く話,
一つ一つがが身につまされます。



私ができることは?祈るほかにないのか?

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