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2014年10月

『ホップ・ステップ・ランニング!』

今日は,大阪弁護士会のブログ『弁護士の放課後 ほないこか~』
の担当日だったことから,
大阪弁護士会の会派で実施した
アシックス・ジャパン株式会社さんとのコラボ企画

『ホップ・ステップ・ランニング!』

について記事にしました。
アシックス・ジャパン株式会社さんありがとうございました!!

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ルイーダの酒場

先日,たまたま東京に行く機会があり,
気になっていた「ルイーダの酒場」に行ってきました!

ロトの紋章!ロトの剣!!大興奮です。

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さて,そもそもなぜルイーダの酒場が
気になり始めたかというと,
もちろんドラクエ世代という素地はありましたが,

なんといっても,『黒子のバスケ』脅迫事件の最終意見陳述です。
インターネット上で公開されているので,
かなりの超大作ですが,一読の価値ありです。

この最終意見陳述の中に,ドラクエ3を思わせる設定が出てきます。
その所が,とても印象的です。

「自分にとって努力とは報いのない我慢であり義務でした。」
というのは,この事件の被告人の言葉ですが,
その意がよく判ります。

『勇者は酒場で仲間を見つけてパーティを作り、
街の外に出て仲間と力を合わせてモンスターと戦って
レベルを上げます。
傷つけば母親の待つ実家に泊まって体力を回復します。
レベルを上げている内に体力の最大値は増え、
回復魔法も覚えて、実家に泊まる必要がなくなります。
そして魔王を倒します。これが普通の人の人生です。

酒場で仲間になることを誰からも拒まれたり、
モンスターとの戦闘で味方であるはずの仲間から
攻撃されるのがいじめです。
傷ついて実家に泊まって体力を回復しようとしたら、
母親に宿泊を拒否されたり、母親から攻撃されて
回復ができないという状況が虐待です。

このような状態で自分が勇者であると
信じられなくなった勇者が「生ける屍」です。
体力が「安心」です。回復魔法が内在化した両親です。
実家に泊まる必要がなくなった状態が自立です。
勇者は「生ける屍」の呪いのため
体力の最大値が増えませんし、回復魔法は覚えられませんし、
街から遠くに行けません。」

そしてゲームのあまりの設定の無理さにやる気を失くす。
「埒外の民」はゲームをクリアできなかったのですから
負け組になってしまう。

つまり,これは私なりのまとめですが,
いじめられ,虐待されることが続くと,
この世の中があまりに無理な設定がされているものと思い,
自分が勇者であることを忘れてしまう,ということです。

かなり深い考察が含まれていると思います。
いじめと虐待は,その子が勇者であることを
忘れさせるものだと思います。

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性暴力救援センター・大阪 SACHICO

性暴力救援センター・大阪 SACHICO
代表者の加藤治子先生のお話を聞く機会がありました。
SACHICOのHPはこちら

SACHICOは
性暴力被害者の診察とカウンセリングに取り組んできた
阪南中央病院産婦人科内に設置されています。

24時間ホットライン(072-330-0799),
付添支援,カウンセリング,医療支援,調査支援,
教育啓発活動等が主な活動です。

カウンセラー,ケースワーカー,
小児科医,精神科医,弁護士,法医学者等とつながり,
「女性の安全と医療支援ネット」が構築されています.



今回の加藤治子先生の講演では,
特に性被害に遭った子ども,
学校現場で性被害が発見された子どものことを
取り上げた内容が中心でした。

いじめの延長で,遊び感覚で,
性加害者となる子ども,性被害に遭う子ども,
「性」が絡んでくることで,うろたえ,腰がひけてしまう学校現場,

まさか自分の子が加害者なんと驚き,「被害女子にも非がある」
「自らついてきていた」,という言い分の加害者生徒,親。

勇気を振り絞って,大人に性虐待・性暴力を
受けていることを告白したのに,
非加害者親である母に守ってもらえない被害児。
「加害生徒にも等しく教育を受ける権利がある」
という言い分で結果として,学校現場から排除され,
生活の場から排除されてしまう被害児。

性暴力の対応に未成熟な世間。

印象的だったことを中心に感想をいいますと,
まず,子どもが性被害に遭う時というのは,
顔見知りの関係が8割だということです。

「不審者に気を付けて」というのは
子どもにとって防衛のアドバイスとしては十分ではない。

子どもには,正しい性の理解,
正しく「あなたのからだは,あなたのもの
あなたのこころは,あなたのもの」を理解すること
他人との境界線を理解すること,
こういうことを,小学校のうちから
教えていくことが必要。

そのために,
「友達になる」というのはどういうことなのか,
LINEで何度か会話したことがともだちなのか,
それが「付き合っている」ということに,
真に当てはまるのか。

そういうことを日常の中教えていかなければならないし,
逆に言うと,日常の中でしか教えられない。

学校の現場,家族の中で,教育していく必要



「サチッコ」という19歳までの子どもたちを性暴力から
守るための相談電話の案内もありました
「サチッコ」の電話番号
L06-6632-0699 (水曜日~日曜日 14:00~20:00)
HPはこちら

私は,講演を聞きながら,
少年事件で担当した,性非行の子どものことを
思い出していました。

当時私は,その子に対して,
「性非行」の枠組みを中心として
話をしていたことを反省しました。

その子が性暴力の被害者であり,
その子が居場所を求め,
刹那的ながらも心の安らぎを得ること側面から
もっと傾聴してあげればよかった。

もっと今ならこういう言い方,働きかけが
出来たのかも,などと考えていました。


性非行は,性暴力の被害者であること,
子どもの精神発達の未成熟に付け込んだ大人の責任に
もっと視野を広げていることが必要だと思いました。

講演の中で,フィンランドの性虐待に関する歴史と
罰則の厳しさが紹介され,ますますそう思いました。

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