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2013年12月

奈良少年院からのカレンダー

Img_4887


今年も,奈良少年院から,少年が,
彫り上げ,刷り上げたカレンダーが届きました。

関西6か所の矯正施設で篤志面接委員
(矯正施設まで出向いて,受刑者や非行少年に対し
更生のための教育や指導を行う民間ボランティア)をしている
私のボスに届いたものを,今年も飾らせてもらいました。

以前も紹介したことがあります↓

http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/72/entry/1199

今年は2色刷りです。右上に,指でインクを擦った痕があり,
オンリーワンを物語っています。


両面刷りされており,もう一つの版画はこちら

Img_4890

半年間は,こちらの柄で貼っておこうと思います。

こうしてカレンダーをもらうと,
新しい年を迎える気持ちにだんだん自覚が出てきます。
と同時に,今年を振り返ったりもします。

もう今年もあと4日となりました。
私の今年の一文字は,「種」ですねー。
将来への投資,だと思って,
今年結果が出なくても良いと思って,
そんな姿勢で取り組んだ一年でした。

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チルドレン /伊坂 幸太郎

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伊坂幸太郎は好きな作家の一人で、
割と小説を読んでいます。
それで、自分が読み終わった本など、
少年事件で担当した子どもにも、割と差し入れしたりして、
その感想を語る感性に感動したりしていました。

それで、

びっくりしたのは、伊坂幸太郎の小説に、
家庭裁判所調査官を主人公とした短編小説が
入っていたこと。

その章については、ほとんど何も、
教訓めいたことは含まれていなかったけど。

それでも何か、紹介したいと思った
というのは、単にシンクロニシティーを感じたからだろうと思う。

あの子どうしてんのかなー、仕事がんばってるんかなぁ。

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要保護児童対策地域協議会の傍聴

要保護児童対策地域協議会
(「要対協(ようたいきょう)」)の
「実務者会議」を傍聴してきました。

要対協(児童福祉法第25条の2)とは,

要保護児童(被虐待児等),
要支援児童(在宅で家庭環境等から支援を必要とする児童等),
特定妊婦(環境的に出産後の子どもの養育について
出産前から支援を行うことが特に必要と認められる妊婦のこと)
に関わる関係機関が集い,情報交換を行うとともに,
支援の内容に関する協議を行う場です。



要対協では,

関係機関から通告や相談があった個別の要保護児童等について,
関係機関を巻き込んで支援していく必要があったと
判断された場合には,「ケース登録」されます。
(この言い方は,協議会によってさまざま。)


ケース登録の際には,

個別児童の①危険度や緊急度の判断,
②要保護児童の状況の把握や問題点の確認,がされます。



そして,

③援助方針の確立と役割分担の決定及びその認識の共有,
④ケースの主担当機関とキーパーソン(主たる援助者)の決定,
⑤実際の援助,支援方法,支援スケジュール(支援計画)の検討,

について協議されます。



その後も継続して,
⑥定期的な支援の経過報告及びその評価,新たな情報の共有等

がされて,子どもの状況に応じた進行管理が行われています。



要対協は,協議事項によって
実務者会議,個別ケース検討会議,代表者会議の
3種類にわかれますが,その協議の持ち方は,
市区町村ごとに異なります。

私が傍聴した市区町村では,「実務者会議」が,
月に1回,実際に活動する実務家が集って,
上記の①~⑥について協議をする場となっていました。



構成メンバーは,市区町村の保健福祉課(子育て支援担当)が
進行役となり,児童相談所,市町村保健センター,保健所,
教育委員会,警察,弁護士など,15名前後でした。

約2時間で検討したケースは数十件になりました。



参加しての感想です。

まず,実務者会議の雰囲気が「顔なじみの店にきた。」
みたいな温かみがあったことが印象的でした。

福祉関係,保健関係,教育関係,司法関係,
各分野の関係機関から単独で,
多くても2~3名で参加しているわけなのですが,

想像しがちな「よそよそしさ」がなく,
会話の流れがテンポよく,同じタイミングで笑いが起こります。

毎回顔を合わせる場がある,という
そのこと自体に意義があると思いました。



会議の様子は,
各機関がもっているその子をめぐった情報を共有し,
より多角的な視点からの分析・検討がされました。



たとえば,ある機関の担当者から
「どうしたものかと思っている。」というつぶやきがあると,
それに対して,他の立場から,
見通しや可能性を含めたアイディアがぽんぽんと出され,
それがだんだんと形になってきます。

そして,次までに,どこの機関が何をやるか,
ということが決まっていきます。



定期的なケースの見直しの場では,
やはり,メンバーの方が,以前検討したその子の情報を,
それぞれの立場でインプットしているので,
見当漏れが少なくなるメリットを感じました。


情報をシェアし,
その子に対してアプローチしやすい機関が役割を担う,
という柔軟性がありました。



「子ども支援」という大きな観点から,
要対協が担う役割に,すごく期待が高まりました。

また,機会をもらって傍聴に行かせてもらおうと思っています。
ありがとうございました。

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発達障がいシンポジウムのご案内

前の記事に関連して
大阪弁護士会の発達障がいシンポジウムのご案内です。

平成26年1月18日
発達障がいシンポジウム
~あなたが裁判員になったとき、
被告人に発達障がいがあったらどうしますか?~

チラシはこちら

一部引用します。
「2012 年7 月、裁判員裁判において、
発達障がい(本件ではアスペルガー症候群)のある被告人に対して、
検察官の求刑よりも重い懲役20年の判決が言い渡されたことは、
福祉関係者や法曹関係者等にとって、大きな衝撃でした。

この判決が出された背景には、
発達障がいが社会に広く知られていなかったことがあります。
そこで、これから裁判員となり得る多くの市民の方に、
発達障がいについて正確に理解していただき、
その理解を深めていただきたいと思います。」

手話通訳・要約筆記 有り のようです。

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