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2013年8月

セカンド・チャンス!少年院での講演活動

セカンドチャンス!当事者メンバーが
少年院で行った講演に,
サポーターとして参加してきました。

※セカンド・チャンス!の紹介はこちら 

当事者3名が,1時間あまり交代で話をし,
その後,10分ほど質疑応答がありました。

少年たちは,やはり自分と同じ道を通った
先輩方の話に関心が高いようで,
身を乗り出しながら聞いていました。

いつもよく知る当事者メンバーが,
少年たちの前で話をしているのを聴くのも
これまた一興でした。

・更生したきっかけ,
・しんどいことがあったときの対処方法,
・がんばろうと思ってて,それでも失敗した時どうしたらいいか。

このようなテーマについての回答や,
話しぶり,ぶっちゃけぶりが,
三者三様だったのが良かったです。

メンバーが紹介した友人の例なども含むと,
いろんな更生の選択肢,モデルが
提示されていたと思います。

最後にお礼をいった代表者の少年から,
「出院して,ちゃんとできるか,
正直にいうとあんまり自信がなくて不安。
でも,今日の話を思い出してがんばりたい。」
という言葉がありました。

3人の話を受けて,将来のことを考えたり,
外に出てからの生活をシュミレーションしたり,
いろいろ熟慮したからこそ出てきた感想だと感じました。
 

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社会福祉法人 そうそうの杜

社会福祉法人 そうそうの杜(もり)の視察に行ってきました。

社会福祉法人 そうそうの杜のHPはこちら

HP掲載の「特徴」部分を抜粋させてもらいます↓↓↓
「①城東区内に20数箇所の資源があります
  → 身近なところで利用が可能
 ②地域生活支援 
  → 現在53名の方(知的障害者)が地域で単身や、
  それに近い状態で生活しておられるのを応援しています
 ③平成22年度の就職者は5名です。
  合計15名の方の就労を続けるために継続支援を行っています
 ④大きなテーマとして発達障害に取り組んでいます」


理念は,
「城東区の地域に根差していくこと。」
「知的障がいのある人を中心に障がいのある人が
その人の希望する地域で生活し続けること。」

そうそうの杜の利用者は,
基本的には療育手帳をもっている人で,
城東区役所からの紹介が多いとのことでした。

この日見せてもらったのは,下記6か所でした。

--- 地域生活支援 ---
●げんげん(生活介護)
「在宅の方を対象に送迎・昼食・入浴・作業などを行い
 日中活動の充実を目指します。」


●伝(障害児デイサービス)
「障害児療育等を行います。」


--- 就業支援 ---
「就職を目指す方・のんびり仕事がしたい・
静かに仕事をしたい・昼間は家を出て仕事をしたい方等が
利用できます。
作業内容は、企業からの下請け作業
(組み立て・シール貼り・箱折りなど)が中心で、
自主製品も少しやっています。
また、企業内授産・より実践現場に
近づけた作業場所もあります。」

●創奏
「就労移行支援・就労継続支援B型事業」


●Kawasemi
「就労継続支援A型事業」


●今福事業所
「就労移行支援・就労継続支援B型事業」


--- 生活支援 ---
●ケアホーム縁
「一人一人がその人に必要な支援を受けながら生活を送る場です。」


***
そうそうの杜は,
実に幅広く事業展開をやっておられました。
幅広く手がけている分,
利用者さんに応じた支援・療育が実現されています。

たとえば・・・

作業所に自宅から通所している人もいますが,
そうそうの杜の法人契約して借りたアパート・マンションに住み,
そこから作業所に通所する方もいます。

作業所も数か所あり,利用者の希望に応じて,
より作業が難しく,作業賃が高くなる施設へと
ステップアップしていくことが可能となっています。

作業所の中では,就労を想定して,
あいさつ,作業着の着用,
作業時間の管理に従うこと等はもちろんですが,

利用者さんの障がいの個性に応じ,
人との距離の取り方,
自分の意思の表現の練習なども行います。

そうして,ジョブコーチの就労支援を受けながら,
ハローワーク等で仕事を探し,
企業へと就職していくことが可能です。



作業所の中でも,特に目をひいたのが「Kawasemi」です。
ここは,1階がすっごくオシャレなカフェとなっていて,
発酵薬膳料理を提供しています。
そこでは,発達障がいの方が働いています。

そして,そうそうの杜の会報によると,
自閉症の方々が中心となる「農業プロジェクト」にも
乗り出していて,そこで作られた安全な作物を
「Kawasemi」に納品することを計画しているそうです。

この「Kawasemi」には,ぜひ一度お食事に行きたい!!

視察をして印象的だったのは,どの施設でも,
本当に利用者さんや子どもの障がいの個性に応じた
支援・療育がされていることでした。

たとえば,作業所では,
大勢で作業が出来る方は,1階の大部屋で連携作業で行い
自閉症スペクトラムの傾向のある方は,
2階で机をパーテーションで区切った部屋で作業をしています。

作業所を見て,
利用者にとって,自分の役割を果たす居場所があるのは,
とても意義深いことだと思いました。
作業所最年長の80歳の方が手織りしていたコースターは,
実に目が細かく,
鮮やかな色使いで幾何学模様が正確に表現されていました。



「個性に応じた療育」は,
障害児デイサービスを提供している「伝」でも感じました。

「伝」の室内は,視覚でわかるように
写真やイラストが多用されていました。
室内での声の大きさも,イラストで表現されていました。
また,ものごとの手順は,細かく掲示されていました。

「伝」に来ている子どもたちは,
基本的にどう時間を過ごすかは自由です。
自由遊びの中で日常生活訓練の療育がなされています。

これは,
・子どもにやることを強制しない
=「強制されることで,学校の枠などから
 はじき出された子がくるとこだから」
・子ども扱いしない。
ためのものだということです。



「伝」は,学校の特別支援学級などに比べると随分賑やかです。

スタッフの方は,
・たしかに,ぶつかり合うこともあるが,
お互いの存在が刺激になる。それが,早期療育の一つとなる。
と話をしていました。

***

視察の後には,そうそうの杜理事長の荒川輝男さんの
お話を聴くチャンスがあったのですが,
他の用件のため,後ろ髪をひかれる思いで帰りました。

そうそうの杜さんは,
子どもシェルター事業の取組みも始めています。

私も,弁護士として,
協力できる部分にはお力添えしていきたいと思っています。

 

お忙しいところ,視察させていただき,
本当にありがとうございました!

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