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2012年8月

朝日新聞夕刊にグルメ記事が掲載されました。

朝日新聞夕刊「まんぷく会のとっておき」に

グルメ記事が掲載されました。

「[大阪] カフェラウンジ “太陽” de sun

 淡路の恵み 笑顔のスパイス」

http://www.asahi.com/kansai/taberu/manpuku/OSK201208300063.html

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8/31(金)シンポジウム「どうなる?どうする?大阪の教育」

今日は,大阪弁護士会若手ブログ
「弁護士の放課後 ほないこか」の担当日です。

記事はこちら

http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/72/entry/1403

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発達障がい者に求刑超え判決

「7月30日、広汎性発達障害の一種、
アスペルガー症候群の男が起こした殺人事件の裁判員裁判で、
「社会に受け皿がなく、再犯の恐れが強い」として、
検察側の求刑(懲役16年)を超える
懲役20年の実刑判決が大阪地裁で言い渡された。」

この事件については,いろんな立場からの見方があり,
とても難しいのですが,今現在,
私の思うところを記したいと思います。
違う視点を提供してくれる方は,大歓迎です。

この裁判体が,求刑越えの判決を下したことについて,
最も決め手となったのは,
社会に戻ってきても,引き取り手がいないことだったと思っています。

「社会に戻しても,同じことしそうだから,
それならできるだけ長く刑務所に入っておいてもらおう。

もしこの人が隣人だったとしたら,
次誰がターゲットになるか分からない。」

裁判員は,そんな感覚だったのかもしれません。

そして,弁護人としては,
それが社会通念であることを,
正面から受け止めなければならないと思います。
裁判員裁判により,市民の良識と感覚が
裁判の内容に適切に反映されることを目指す以上,
避けて通れないと思います。

そうすると,刑法は応報であるという議論を超えて,
これからの弁護人活動としては,
当該被告人が社会に戻ってからのケアについて,
主張していく必要があると思います。

更生保護は更生保護のプロに任せればよい,という
弁護活動では,今は足りないと思っています。

ただ,難しいのは,
当該被告人が社会復帰するであろう20年後の受入体制について,
弁護側の主張が,許容されるか否かという部分だと思います。

2005年に発達障害者支援法が制定され,
都道府県に少なくとも1つは発達障害者支援センターがありますが,
それをもって,果たして説得的な
「受け皿体制の構築」の根拠とできるか。
さらに,それが20年後に存続しているのかどうか,保証はありません。

そのような制度についての,主張・立証を,
検察官が同意するかどうか。
(少年法55条移送の議論とパラレルに考えると,)
検察官は,きっと不同意にすると思います。

現代社会にどんな制度があるか。
これは,立法事実を敷衍するものと捉えれば,
裁判所に説明責任があると思います。

ただ,裁判所がどんな説明をしてくれるか。
心もとないところです。

そう考えると,自分なら,どんな弁護活動をしただろうかと,
おこがましいながらも想像力を働かせますが,
本件事件の弁護人の先生以上のことが,出来る自信はありません。

***

ただ,もう一つ,弁護活動として目指すところがあるとしたら,
障がいゆえに,人と異なった認知をしてしまうメカニズムを
伝えるところだと思います。

本件は,「発達障がい者だから求刑越えした」のかというと,
それは少し違うと思っています。


本件の犯行経緯の一部に,

「男は小学5年生のころから不登校になり、
それから約30年間ほとんど自宅に引きこもる生活を続けてきた。
中学校の転校を望んだこともあったが実現せず、
姉のせいだと勝手に思い込んで恨むようになった。

その後、男は自殺を考えるようになった。
インターネットで自殺の方法を調べようと思い立ち、
姉にパソコンを買うよう無心。
ところが、姉が買い与えたのが中古のパソコンだったことから、
さらに恨みを募らせた。」

という部分があります。

被告人自身が話をしているので,
本人が,事実経緯を認識しているのは間違いないのです。
そうすると,普通の人には,「分かっててやったのか。」と
受け止められます。
市民感覚では,おそらく,
理解できない思考過程を経ていると,映るはずです。

でも,それは障がいゆえのものであることを理解することができれば
見方は違ってくると思います。

自分が,思いっきり人と感覚がずれてたこと考えていた。
それを気がつかなかったということは,
普通の人でも,多かれ少なかれあるように思うのですが・・・。

発達障がい者の方の感覚のずれを,
程度の差があるにせよ,自分もそんなことあるよね,
っという受け止められ方をしてもらえるように,
市民感覚のレベルで共感的理解を得ることが出来るように,
説明を尽くすというのは・・・いばらの道かもしれません。

「事件の一部始終は理不尽極まりないものだった。」という
切り口の記事を読みました。
このようなとらえ方では,
発達障がい者への「障がい」たる部分についての理解は,
全く進まないと思います。

***
「十分な反省がないまま社会に復帰すれば
同様の犯行に及ぶ心配がある」
ということが,判決の理由としてあげられていました。

この発達障がい者の方においては,
十分な反省をしたら,再犯を防げるのかというと,
決してそうではないと思います。

市民感覚で求められる,文字通りの「反省」が
困難であることを理解し,
それを踏まえて,当該被告人も,
社会で「適応」していく可能性があること。
行動を変えていくことが期待できること。

そして,社会には,当該被告人を支援していく制度があること。
当人も,周囲の人も,すべからく市民も,
この人が発達障がい者であることを認識し,
社会への「適応」を学ぶ支援していくこと。

発達障害者支援法が,まさにその「適応」を支援することを理念とし,
そのための制度を用意していること。

こういう部分をもっと説明が出来たら,
判決は違うものになったかなー。
・・・そのような楽観視は憚られます。
「市民感覚」の厚い壁を感じます。

***
「責任能力があるとされた以上,通常人と同様の判断を
されても仕方がない。」という論評もありました。

それは,犯情が,当該個人レベルで検討されるべきものであることを
軽視しすぎていると思います。


いずれにせよ,この判決が出て,
「裁判官は何をしているのだ。」と責めても,始まらないというか。
この市民感覚を踏まえて何が出来るかを検討しなければならない,
ということを強く感じました。


(以上は,友人と飲みながら話したことです!
ので,またいろんな人と意見交換したいところです。)

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子どもの人権110番~いじめの電話相談拡充中です~

大阪弁護士会(子どもの権利委員会主催)は,
大津市でいじめを受けた中2男子が自殺した問題を受け,
8月中,「子どもの人権110番」の電話相談の時間を
拡大しています。

普段は,毎週水曜の午後3~5時と
第2木曜の午後6~8時に開設しているものを,

8月中は、毎週水曜の受付時間を午後2~5時に拡大し、
対応する弁護士を3人から4人に増やします。

時間制限なしで,電話相談の費用は,無料です。
電話番号:06・6364・6251

弁護士会HPの案内はこちら↓

http://www.osakaben.or.jp/web/event/2012/120808.pdf

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弁護士費用詐欺?!

顧問先の社長のところに,妙な電話がかかってきた。

その社長は,とある会社の社債を持っていて,
かつ,過去に数回出資していた。
しかし,その会社は,数年前に清算手続に入っていた。
元本保証,高い利回りを謳い,資金を集めたその会社の手法に対し,
警察からは,捜査の手が回っているところであった。

それで,社長が受けた電話というのが,
弁護士名を語った者が,
「その社債・出資金を回収してあげますよ。」
というものであった。

「弁護士として,騙された弱者を救うため,
善意で動いているんです。」と言ったという。

「その会社は破産しているから,回収できないんじゃないか。」
との問いに対し,
「その分のお金がストックされているんです。」
と説明したとのこと。

社長は,善意でやっている活動なら協力しても良いが,
いったん顧問弁護士と話をしてくれ,と言った。

そして,顧問弁護士から電話を入れるので,
どの時間帯だったら電話がつながるのかと聞いたら,
「原則10時~5時はいるが,
私も裁判などで外出している場合があります。」
と,弁護士業務の具体性を交えながら答えたという。


電話の向こうでは,電話回線がいくつかあり,
数名の男性が,せわしなく話をしている感じがあったという。


その弁護士は「国際弁護士会 東京支部所属」とのこと。
「東京にはいくつか会があるんです。」と説明したという。
・・・しかし,国際弁護士会なるところはない。

日弁連のHPで,電話で語った弁護士名を検索するが,
そのような名前の弁護士は登録されていない。

教えられた電話番号に架電しても,コールするのみで対応しない。


大胆な手口の詐欺に唖然とした。

弁護士名を語り,弱者のために善意でやっている,と聞いて,
信用してしまう消費者もいると思う。

そうした消費者が,
会社に対して持っていた社債や出資金の損に加えて,
そこにつけ込んだ,
詐欺師による弁護士費用の被害に遭う,という手口。

おそらくどこからか名簿が回っていて,
出資者の人に電話が入っているのだろう。

少しでもおかしいなと思ったら,すぐに相談してもらいたい。

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